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冷凍生しらすの美味しい食べ方!冷凍保存のやり方や期間、解凍方法も解説

冷凍生しらすの美味しい食べ方!冷凍保存のやり方や期間、解凍方法も解説
しらすは昔から日本人に好まれている食材です。さまざまな調理方法があり、バラエティ豊かなレシピを楽しめるのが嬉しいところでしょう。

しかし、しらすの美味しい食べ方をしっかり理解していない人も多いのではないでしょうか。

たとえば、しらすは冷凍のものを食べることが多いので「長持ちする」イメージを持っている方が多いかもしれません。しかし冷凍のものにも期限があり、時間が経つほど鮮度が落ちるので注意する必要があります。また美味しい食べ方についても、1つでも多く具体的に知っておいたほうがよいでしょう。

この記事では冷凍生しらすの美味しい食べ方をテーマに、保存期間や方法、おすすめレシピなどを解説します。

乾燥度合いでしらすは名前が変わる!

乾燥度合いでしらすは名前が変わる!
スーパーなどの小売店で売られているしらすですが、厳密にいえば「しらす」とは特定の食材の名称ではなく、総称であることをご存知でしょうか。

実はしらすは、乾燥の度合いによって名前が変わります。呼び方の違いについてきちんと理解しておかないと、しらすの一種である食材をそうであると認識できなかったり、求めるものをうまく手に入れられなかったりする可能性があります。これを機会にしらすの呼び方をきちんと理解しておきましょう。

まずもっとも水分量が多いものは「釜揚げしらす」と呼ばれています。生のしらすを塩茹でにし、乾燥させずに販売しているものです。乾燥させていないため、しらすのなかではもっとも水分が多く柔らかい食材となっています。

釜揚げしらすに比べて若干水分を減らしたものは「しらす干し」と呼ばれています。釜揚げしらすと比べて若干固めですが、わずかな違いなので気づかない場合もあるかもしれません。しらすのなかでは中間的な乾燥具合の食材です。

しらすをしっかり干して水分を抜いたものは「ちりめんじゃこ」と呼ばれています。水分量が少ないため食感が固く、噛めば噛むほど旨味が出るタイプの食材となっています。釜揚げしらすと比べると、ちりめんじゃこは干物の仲間であると考えるとわかりやすいかもしれません。水分が少ないため、わずかですが賞味期限も長めになっています。

冷凍生しらすの保存期間は?

冷凍生しらすの保存期間は?
しらすは生のままの状態では、常温はもちろんのこと冷蔵であっても1日保存できるかどうかわからない、繊細な食材です。しかし冷凍生しらすであれば、保存方法をしっかりすることでより長持ちさせられます。

冷凍保存しておけば、1ヶ月程度は食べられる状態を保っておけるでしょう。冷蔵の場合は1~2日ほどとなり、より急いで食べることが求められます。

注意点としては、一度解凍したら再冷凍は避けたほうがよいことが挙げられます。生しらすの冷凍は専門の機械を使っておこなっているものであり、一般家庭の冷凍庫では鮮度を保った状態で冷凍できないからです。

冷凍生しらすの美味しい食べ方レシピ5選

冷凍生しらすの美味しい食べ方レシピ5選
冷凍の生しらすのおすすめレシピとして、この記事では以下の5つを紹介します。

  • 生しらす丼
  • 生しらすパスタ
  • 生しらすサラダ
  • 汁物
  • おつまみ

順番に見ていきましょう。

美味しい食べ方①生しらす丼

生しらすをたくさん使って美味しい料理を作りたいのであれば、真っ先におすすめするのは生しらす丼です。用意するものは1人前で以下の通り。

  • しらす:お好み
  • ご飯:お好み
  • 青じそ:2~3枚
  • 刻みネギ:少量
  • 生姜:少量
  • 卵の黄身:1つ
  • 醤油:お好み

作り方はいたって簡単で、まず生しらすをさっと水洗いしてからザルにあけ、水を切っておきます。丼にご飯をよそい、青じそや刻みネギ、生姜や卵の黄身などと一緒にしらすを丼に乗せればでき上がり。お好みで醤油をかけて食べましょう。

美味しい食べ方②生しらすパスタ

続いて流水解凍の方日本人がよく食べるイタリア料理であるパスタを、ちょっと贅沢にアレンジする方法として、生しらすパスタが挙げられます。用意するものは1人前で以下の通り。法ですが、こちらは容器に溜めた水ではなく、水道水から流れる水を使って身を溶かす方法です。氷水解凍と比べると時間は短く済みますが、引き換えに旨みが逃げ出しやすくなるというデメリットがあります。

  • しらす:適量
  • パスタ:1人分
  • 醤油:ひと回し
  • 塩:適量
  • バター:15g
  • オリーブオイル:適量
  • にんにく:少量

時間の目安は30分~1時間程度ですが、サイズや食べる部位によって時間が変化するので、状態を見極めることが必要となります。

作り方は以下の通りです。

  • オリーブオイルでニンニクを炒め、香りが出たらしらすを炒める
  • パスタが茹で上がったら上記で作ったものの中に入れてバターと一緒に炒める
  • 醤油をひと回しかければ完成

時間の目安は30分~1時間程度ですが、サイズや食べる部位によって時間が変化するので、状態を見極めることが必要となります。

美味しい食べ方③生しらすサラダ

しらすの量があまり多くない場合には、サラダのトッピングとして使うのがおすすめです。あくまでもトッピングとして利用するため、量がそれほど多くなくてもアクセントとしてしっかり機能します。

用意するものや作り方はとくに決まっていません。普段から食べているサラダに、解凍した生しらすを加えて、お好みの味付けで食べてみましょう。しらすの食感と味は、思っている以上に野菜の魅力を引き立ててくれます。

美味しい食べ方④汁物

汁物に入れるのも、しらすの使い方としてはおすすめです。汁物にすることで、しらす本来の味わいが汁に広がってよいアクセントになり、美味しく食べられます。

汁物の種類にこれといった制約はありませんが、たとえば卵中華スープなどはいかがでしょうか。水にしらすを入れて沸騰させ、醤油・中華だしを入れてひと煮立ちさせます。火を弱めてから溶き卵を投入し、片栗粉を加えてとろみを付け加えれば完成。しらすの味をしっかりと楽しめるスープになっています。

美味しい食べ方⑤おつまみ

解凍した生しらすをそのままおつまみとして食べるのも、しらすを味わう方法としてはおすすめです。食卓に1品加える目的でさっと作るのでも構いませんし、お酒のお供にするのも美味しいでしょう。

たとえばしらす・大葉・いりごま・小葱・ポン酢を用意し、ざっくりと混ぜ合わせるだけでも、ひと手間かかったこだわりのおつまみになります。ポン酢の代わりにごまだれを使ってもよいのではないでしょうか。

生しらすの臭いを取るには?

生しらすの臭いを取るには?
冷凍生しらすは解凍したものをそのまま食べられることの多い食材ですが、なかには臭みが気になる方もいるかもしれません。生しらすの臭いを取るには、以下のような手順を踏まえてから食卓に出してみましょう。

  • 大きめのボールに氷水を入れ、なかに生しらすを入れる
  • 手を使って大雑把に混ぜ、浮き上がってきた汚れを取り除く
  • ボールの水を捨てて再び氷水を注ぎ、同じことを繰り返す
  • 汚れが浮き上がらなくなったら、ザルにあげて水気を切り、しらすを器に移す

しらすを冷水で洗うと、臭みが和らぐだけでなく、身が締まることで弾力が増してより美味しくなるメリットもあります。

生しらすを食べきれない時の冷凍方法

生しらすを食べきれない時の冷凍方法
食べきれなかった生しらすは冷凍し、翌日以降に食べられるよう保存しておきたいものです。しかし、しらすは基本的に冷凍することに向いていない食材であることは、わかっておく必要があるでしょう。

そもそもしらすは「網にかかったときから鮮度が落ち始める」といわれているほどデリケートな魚です。一般家庭の冷凍庫では急速冷凍することは不可能であるため、凍っている最中にも劣化が進んでしまいます。

したがって理想としては、一度解凍したしらすはそのまま再冷凍するのではなく、釜揚げなどで調理してしまうのがおすすめです。調理したものであれば、冷凍保存してもある程度の品質が保たれます。

どうしても生しらすをそのまま冷凍保存したい場合には、しらすを平らにして、ラップなどに包んでから冷凍庫に入れましょう。

生しらすの解凍方法

生しらすの解凍方法
冷凍された状態で購入した生しらすを解凍する際には、冷蔵庫解凍か流水解凍をおすすめします。

まず冷蔵庫解凍ですが、これは冷凍しらすを冷蔵庫へ移し、1~2時間ゆっくり時間をかけて溶かしていくやり方です。そして流水解凍は、袋に入ったままのしらすを水道水に当て、3~4分かけて溶かしていくやり方となります。

どちらの場合にも、身がちぎれないよう優しく扱うことを心がけましょう。しらすはとてもデリケートな食材なので、雑に扱うとすぐに形が崩れてしまうからです。しらす本来の魅力的な歯ごたえを楽しむためにも、解凍の際には細心の注意を払ってください。

冷凍の生しらすをおいしく食べよう

冷凍の生しらすをおいしく食べよう
冷凍の生しらすを美味しく食べるというテーマで、保存期間や解凍方法、おすすめのレシピなどを紹介しました。

しらすは古くから親しまれている日本の食材で、楽しみ方もさまざまです。しかし扱い方を間違えてしまうと、せっかくの食材としての魅力が失われかねません。できる限り鮮度と旨味を保った状態でしらすを楽しめるよう、必要な知識を身につけておくべきでしょう。

この記事を参考にして、ぜひしらすを使った美味しい料理を食卓で楽しんでください。